新着記事公開!【EDは男性なら誰でもかかる可能性のある「血管の病気」…!?】

EDは男性なら誰でもかかる可能性のある「血管の病気」…!?EDの症状や原因、改善方法を知る

EDは男性なら誰でもかかる可能性のある「血管の病気」…!?EDの症状や原因、改善方法を知る

「EDは気持ちの問題」「勃たないのはトシだから」そんなふうに思っている人は多いかもしれませんが、実はEDはれっきとした血管の疾患です。加齢に加え、生活習慣病がEDの要因になるケースが増えています。特に糖尿病にかかると79.5%がEDを合併するという統計があるほど、EDと生活習慣病は切っても切り離せない関係なのです。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、「糖尿病が強く疑われる」成人の患者は、2016年の時点で1000万人を突破しました。肥満・運動不足・食生活の乱れイコールED予備軍と言い換えても過言ではありません。男性なら最低限押さえておきたいEDの原因や症状、具体的な治療法を紹介します。

ED(勃起不全)とは


EDとは、Erectile Dysfunctionの略称。Erectile(勃起性の)Dysfunction(機能障害)で勃起不全や勃起障害、勃起機能不全という男性器の疾患名です。陰茎が勃たなかったり萎えてしまったりすることにより、満足な性行為ができない状態を指します。

もう少し詳しく勃起不全を定義するなら、男性が性的な興奮を感じても十分な勃起が得られなかったり、性交を終えるまで硬さを維持できない状態を指します。萎えてしまうことが一度や二度でなく、最低でも3か月以上にわたって続く場合、EDの可能性が高くなるといわれています。

EDが起こる原因は人によって異なり、特に外傷を受け手術を行った後など物理的要因がある場合には、3か月以前にも診断される場合があります。

では、自分自身でEDを見極める方法はないのでしょうか?

EDを疑った方がいい状態

  • 性的興奮を感じることはあってもなかなかペニスが勃起しない
  • 最初はきちんと勃起するけれど硬さが持続できずに挿入後に抜けてしまう

勃起は血流が鍵を握る

通常なら勃起は視覚などから性的興奮を感じたり、陰茎などに刺激を受けることによって引き起こされます。脳で感じた興奮が、神経を通じて陰茎に伝わるのです。脳からの信号は陰茎海綿体の動脈を自然に拡げます。血管に大量の血液が流れ込むことで、陰茎が大きく膨らんで、勃起という現象が起こるのです。神経や血管に何らかの異常があると、海綿体に十分な量の血液が送り込まれません。

EDの症状


EDの症状が続くとパートナーと満足な性行為を行うことができなくなってしまいます。EDの症状で悩んでいる男性の多くは、自分自身に自信が持てなくなるといった精神的な負担を感じてしまうことも増えています。

陰茎内で起きているEDの症状

一般的に正常な勃起のメカニズムは、まず視覚や聴覚といった性的刺激を受けることによって、脳から信号が届きます。これにより、神経を介して男性器の陰茎海綿体の動脈が大きく広がることで、血液が一気に流れ込んでいきます。そうなると男性器は太く硬い状態の正常な勃起を起こすことが可能なのです。

EDになるから陰茎の血管の血流が悪くなるのではなく、動脈硬化などの症状が陰茎に出たことによって、EDを引き起こす、という考え方が一般的です。

血管自体に動脈硬化などの障害が起きている場合は、性的刺激を受けても陰茎海綿体の動脈が十分に広がりません。陰茎に十分な量の血液が流れ込まない状態となってしまいます。男性器がきちんと勃起しなかったり、硬さが十分ではないといったトラブルに繋がります。

EDを引き起こす症状

EDを引き起こすリスクが高い疾患や症状に、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病があります。これらの疾患にかかっていると、勃起不全が起こりやすくなると言われています。

性欲はあるけれど、興奮をしても男性器がきちんと勃起することが出来ないという状態や、勃起をしても十分な硬さが得られず、硬さが持続しなかったり挿入することが出来ても抜けてしまう症状を実感している方は多いです。症状がある方はできるだけ早く適切な治療を受ける必要が出てきます。

EDは現代病?生活習慣病が原因

勃起不全が起こる原因として挙げられるのが、身体の機能的な異常、心の精神的な問題の2つです。

身体的な異常は、主に糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病です。血管が老化、劣化してしまうため、勃起不全が起こるリスクが高いと言われています。

精神的な問題は、日頃のストレスや性行為に対する不安などが影響します。

適切な治療を受けるためには、日頃から医療検診を受けることや早期の医療機関への受診がとても重要になってくるのです。

EDの原因(1)・器質性EDとは

EDと呼ばれる勃起不全の症状は、基本的にどの年齢層でも起こりうる男性特有の症状の一つです。その中でも中高年の男性に多い特徴として挙げられるのが「器質性ED」です。

血管の劣化が原因

器質性EDとは、身体の機能が劣化することによって起きます。主に神経の障害や血管の動脈硬化が進行することにより、血管は老化して弾力性が低下します。血管の劣化がEDの症状に繋がるのです。健康に気を使っている方であっても、年齢を重ねると血管の老化はどうしても進行してしまいます。動脈硬化によって血管が十分に広がらないことで、男性器の海綿体に十分な血液が流れ込みにくくなります。

性的興奮を感じることはあっても、年齢と共に勃起しにくくなったり長時間硬い状態を維持することができなくなるのは、年齢が大きく影響していることも考えられるのです。

生活習慣病で血管の劣化が加速する

さらに生活習慣病などで、高血圧や糖尿病、高脂質症といった症状がある方は、特に血管に負担がかかりやすくなります。たとえ年齢が若くても、動脈硬化が進行しやすくなる傾向にあります。他にも、喫煙や過度の飲酒など、悪習慣を続けている場合も、同様の危険があるのです。器質性EDと判断された方は、治療薬を利用しての治療を行う以前に、生活習慣を根本的に改善していく必要が出てきます。

神経伝達の異常でEDになることもある

正常な勃起を維持するためには、脳を含む中枢神経や脳と末梢神経をつなぐ脊髄神経、体全体につながる末梢神経の働きが不可欠です。神経系が正常に働かないと、いくら脳から性的刺激による信号を受けても、陰茎に直接信号を伝えることができなくなる危険があります。

神経系の異常が起こる原因として、パーキンソン病などの内的要因や、脳出血や不慮の事故が原因で起こる脊髄の損傷、前立腺肥大や前立腺がんの手術を受けるなど、外部からの外傷が原因の可能性も出てきます。

EDの原因(2)・心因性EDとは

器質性が中年男性に起こりやすいEDの原因だとされる場合、20代~30代の若い男性でEDの症状が出てしまう原因が、心因性EDです。心因性EDは身体に不調がないため、自分自身ではEDだと判断することが難しいといわれています。

日頃のストレスや不安などが原因

心因性EDは、いざという時に勃起できなかったり、挿入をしても頻繁に中折れを起こしてしまうなどの症状が目立ちやすくなります。このような症状が起こる理由として挙げられるのが日頃のストレスや不安などです。日常的な仕事や家庭における生活上のストレスが原因となっていたり、性交自体がスムーズに行えなかったり、パートナーから性交が上手くないなどトラウマを感じてしまうことが原因となります。身体的には問題はないのに、いざという時に十分な勃起を行えなくなる状態となります。

これは日頃からプレッシャーを感じやすい性格の男性に多く見られます。ストレスやプレッシャーを常に感じやすい状態であると、性的な興奮を感じてもスムーズに信号が陰茎まで伝わりづらくなります。

性行為自体に対する緊張がEDを引き起こすことも

10代後半から20代の男性は、性行為自体に経験が浅い方が多く緊張やプレッシャーが原因でEDを起こしてしまうこともあります。また、働き盛りの30代~40代の男性は、結婚をきっかけにパートナーから妊娠を望まれると、どうしても十分に勃起することができないなど、子作りへのプレッシャーが原因となることもあるのです。

心理的なマイナス要因は多岐にわたる

最近では心因的な病気の一つである「うつ病」が影響する患者も増加しています。また、性行為自体を面倒に感じたり、性欲が湧かないなどの根本的な症状が影響を与えることも増えています。心因性EDは非常にデリケートな部分が原因で症状を引き起こしていることが多いのです。心因性EDの治療を受けたいと思っている方は、相談のしやすい信頼できる医師がいるか、クリニックを探すことが重要になります。

ED治療薬による薬物治療

EDを治療する最も確実で早い方法は、勃起不全治療薬を利用することです。国内でも広く知られているバイアグラ、レビトラ、シアリスなどは、医療機関で積極的に処方されています。

元々は狭心症の薬として開発されたバイアグラですが、後にED治療に役立つことが判明して、今では世界中の多くの国々で承認されている薬です。勃起不全の場合、ある酵素が邪魔をしていることが原因でもあり、バイアグラを代表とする薬物治療を行った際には、この酵素の働きを阻害して血流を十分に保つことを可能にしています。その結果として十分な勃起力を発揮させることができ、身体に特別な悪影響を及ぼしてしまうリスクも比較的少ないという男性にとっては夢の薬とされています。

ED治療薬を使ってEDを改善しようと考えた場合、経験を持っていない方であれば、服用後に直ぐに勃起が始まってしまうと誤解してしまうこともあります。実際には服用後に性的な刺激を受けた際に、初めて機能するものなので、普段の夜の営みを円滑に行うには優れた効果を発揮しています。実際に多くのEDの症状が出てしまった方でも、この薬を使って薬物治療を体験した際には、効果を実感できたという事例が多数報告されているので、安心して利用することができる薬です。

国内ではED治療を専門にしている病院を利用する方法で、バイアグラを入手することができます。現在ではインターネット上でも個人輸入として同じ薬、若しくはジェネリック品などを購入できるので、このタイプの薬物治療は誰しも簡単に行うことができます。

バイアグラの特徴

バイアグラは1998年にアメリカで承認されました。その後、ヨーロッパ諸国やアジア圏などのおよそ130か国で承認されています。処方実績は累積で2500万人以上といわれており、既存のED治療薬の中で群を抜いた実績を持っているのです。成分特許が切れた現在では、有効成分のシルデナフィルをベースに、新たに開発されたジェネリック薬品も数多く発売されています。

  • 服用してから効果を発揮するまでの時間が短く、およそ30分程度で効果を実感できる
  • 有効成分が体内に吸収される1時間後には性交ができる状態になり
  • 服用から4時間程度はその効果が保持される
  • 一度の性交には十分な持続時間で速効性のバランスが良い

ED患者による臨床試験では、バイアグラを使用する前は膣内への挿入や勃起の持続が10回中3回の頻度であったものが、服用後は平均して10回中7回に増加したとの報告があります。バイアグラの有効成分であるシルデナフィルの効果により血流が増加。硬さや持続力が改善されて挿入に至ったことを示しています。

現在では数多くあるED治療薬の中でバイアグラは最も歴史が古く、ED治療を大きく発展させる原動力となった治療薬です。バイアグラの開発以前には血管拡張剤の陰茎への直接注射や医療器具による治療が一般的でした。しかし、外部からではなく経口内服薬として体の中から効果をもたらすバイアグラは、画期的な治療薬として世界中から注目を集めました。

バイアグラの処方価格は、1錠あたりおよそ1500円前後が一般的です。ジェネリックの値段は1000円を切るクリニックもあります。もともと低価格であったものが、さらに購入しやすくなりました。

レビトラの特徴

バイアグラに続くED治療薬として、日本では2004年に発売されたレビトラ。

  • 服用からわずか15分程度で効果が実感できる速効性に優れている
  • 食事やアルコールの影響を受けにくい
  • バイアグラよりも錠剤が小さいため周囲にED治療薬と気付かれにくい

レビトラの有効成分は「バルデナフィル」で水に溶けやすい性質があります。レビトラを服用してから15分で、成分の80パーセントが溶けて体内に吸収されます。このため、数あるED治療薬のなかでも最も速く効果を得ることができます。

バルデナフィルは、陰茎の血管を収縮してしまう酵素である「ホスホジエステラーゼ5」の働きをブロックします。陰茎周辺の血管が拡張されやすい状態となるため、血流を増加させ勃起を促すことに繋がります。

初代ED治療薬のバイアグラと比べたらレビトラは持続性にも優れています。10ミリグラムの錠剤では最低でも5時間程度、20ミリグラムの錠剤では最大10時間程度の作用時間があることが、臨床試験で判明しています。10時間という持続時間には、効果が少なくなってくる半減期も含まれます。半減期とは成分の血中濃度が半分になるまでの時間を指し、10ミリグラムの場合は3時間前後、20ミリグラムの場合は5時間程度とされています。

結論としては、バルデナフィルを十分に活用するには持続時間の前半を活用することが大切です。10ミリグラムの持続時間は5時間であっても、服用から3時間後には効果は半減します。20ミリグラムも同じように最大10時間であっても、後半5時間は効果が半分になっていると考えられるからです。

レビトラの処方価格は、1錠あたり10ミリが1500円前後、20ミリが2000円前後とあまり値段が変わりません。利用されるのは20ミリの錠剤が主流となっています。

シアリスの特徴

バイアグラ、レビトラに続く第3のED治療薬として開発されたのがシアリスです。

  • 長時間に渡って効果が続く持続性が特徴
  • 効きはじめも遅いので性交の直前に飲んでも効果がない
  • 自然に勃起を促す反面、効果が弱いと感じることもある

バイアグラやレビトラ作用時間4時間から10時間なのに対して、倍以上の36時間前後の長い時間にわたって効果が続くという持続性が大きな特徴です。このため、服用のタイミングを計算したり、時間内に行為を終わらせなければならないというプレッシャーや焦りを感じる必要がないことが魅力です。

シアリスの特徴として、勃起がマイルド、という点が挙げられます。バイアグラなどと異なり、陰茎を急速に勃起させるものではなく、性的反応に対して自然に起きる勃起をサポートします。性的興奮を感じても、バイアグラと比べると自然な硬さが得られます。臨床試験ではEDの改善率80パーセントを超える実績を残しています。

シアリスは、バイアグラやレビトラに比べ、速効性に関して大きく後れを取ります。シアリスの有効成分である「タダラフィル」は、レビトラの有効成分バルデナフィルと同様に「ホスホジエステラーゼ5」の働きをブロックします。

タダラフィルは体内で分解されにくい構造をしているため、服用から1時間程度で徐々に効果がではじめます。最も高い効果が得られる、成分の血中濃度がピークに達するタイミングは3時間後です。成分が分解されにくことにより、体内に吸収されてから効果が減少する(半減期)時間も、15時間前後と遅めです。成分の分解されにくさが、長時間の持続性を発揮しているのです。

シアリスは2007年に日本で発売が開始されました。効果が持続性の長さが「自然と性交に至る雰囲気作りにぴったり」という理由から、現在のED治療薬のメインとして使用されています。

価格はシアリス20ミリグラムの錠剤で1800円前後と、バイアグラやレビトラに比べて値段が高くなっています。